辨 |
ハゼラン科 Talinaceae(土人參 tŭrénshēn 科)には、2属28種がある。
ハゼラン属 Talinum(土人參 tŭrénshēn 屬)
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ハゼラン属 Talinum(土人參 tŭrénshēn 屬)には、 世界の熱帯・亜熱帯に約27-50種がある。
サンカクハゼラン T. fruticosum(T.triangulare;稜軸土人參・假人參)
熱帯アメリカ産 『中国本草図録』Ⅹ/4579
ハゼラン T. paniculatum(T.patense;土人參・錐花土人參・參草・土高麗參・假人參・
飛來參・瓦參・桃參・紅芍藥・煮飯花・申時花・櫨蘭・波世蘭)『中国本草図録』Ⅰ/0049
T. portulacifolium 熱帯アフリカ・アラビア・印度・ミャンマー産
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訓 |
和名は、種子がよく爆ぜることから。サンジソウ・ヨジソウは、午後3-4時に花を開くことから。 |
英名 Coral flower は、蒴果の姿形から。 |
説 |
熱帯アメリカ原産。園芸品が逸出して世界中に帰化。
日本には、明治初期に観賞用に導入。今日では逸出して関東以西に分布。 |
誌 |
熱帯ではよく栽培し、葉を茹でて食用にする。
中国では、根・葉を薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.36-37 『中藥志 I』p.8 |